8月23日~30日に上野の東京都美術館で開催された学芸書道全国展と硯心会書展を鑑賞しました。
去年から硯心会書展と学芸書道全国展の併催で、東京都美術館で開催されていますが、やはり会場が広い方が観覧者にとっても密にならず、じっくり観賞できたと思います。
学芸書道全国展は、とても小中学生とは思えないほどの緻密な臨書作品や、豪快で迫力のある半切作品など、見応え十分でした。
硯心会書展も創意工夫を凝らした作品が、鑑賞者の目を惹き付けます。
個人的には空間処理が美しい「品」のある作品に、どうしても目が行ってしまいます。
色々な作品を観賞した後は、次回の展覧会に出品する予定の作品は「果たしてこれでいいのか?」と自問自答の毎日です。
独り善がりにならず、常に客観的な視点を保ちながら、創作活動に励みたいと思います。