5月1日~6日に千葉県立美術館で開催された
東華書院展を鑑賞してきました。
今回で4回目の鑑賞ですが、子供から大人まで力作揃いで、
開放感あふれる会場を賑わせていました。
早速、新元号の「令和」を作品にしていた小学生もいて、
新しい時代の幕開けという気がしました。
今回の企画は万葉集の散らし書きで、散らし方などは、
一人一人様々な工夫が見られ、古典をしっかり勉強されて
いるんだなと思いました。
作品の鑑賞の仕方も、自分自身、年々変わってきています。
以前は「良くない」と思った作品は、悪い意味で印象に残って
しまうので、あまり見ないようにしていました。
でも、そのように否定しただけでは何も生まれないので、
最近はどこがどう良くないのかを分析して、自分だったら
どのように表現するかを考えるようにしています。
そのように鑑賞したら、今回も新しいアイデアが幾つか
浮かんできました。
しかし、アイデアだけで作品を作ろうとすると、浅はかな
ものになってしまいますので、アイデア+α、この+αの
部分をじっくり考察していかなければなりません。
本当は無心で書いて、「作品できちゃった」という次元に
達したいとは思いますが、無心で書く、ということ自体も
考えてはいけないんでしょうね…。
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