先日、日本橋高島屋で開催された小倉尚人展を鑑賞しました。
今回、招待券を頂いて鑑賞しましたが、今まで正直、この方のことは
名前も作品も全く知りませんでした。
ですが会場に入り、その並々ならぬエネルギーに満ち溢れた作品の数々を見て、ガツーンと頭を殴られたような衝撃を受けました。
「こんな物凄い画家が日本にいたとは!」
中でも圧巻だったのは緻密性と大胆さを兼ね備えた曼荼羅画です。
もはや他の追随を許さない高次元の宇宙が描かれていて、
ただならぬ気品を漂わせていました。
名利は自分のためにならないと世間との交流を断ち、曼荼羅と仏画の
制作に没頭した生き方は、我々のような凡人に到底真似できるものではありません。
コロナ禍で明るいニュースが少ない中、久々に深い感銘を受けました。
これを少しでも自身の創作活動に活かせれば…と思います。