臨書 ~ 顔真卿 自書告身帖(行吏部尚書・・・)

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前回に引き続き、半紙に顔真卿の自書告身帖を臨書しました。

臨書はその段階を形臨、意臨、背臨に分けられます。
形臨は手本の形をそっくり同じように書き写すことをいい、
意臨は形を通して精神、意志、情趣などを感じ取り表現することで、
かなり自由でよい点に大きな違いがあります。

また背臨とは、手本を記憶した後で、
手本を見ずに記憶を頼りに臨書することで、
今回は手本をじっくり観察してから、背臨で書きましたが、
顔真卿の堂々たる風格のある書を再現するのには一苦労でした。

僕が臨書する時は、結構(字の形・構成)は限りなく形臨で、
線質は限りなく意臨で・・・
をモットーにしていますが、果たして今回は・・・?。


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