半切に空海の風信帖を臨書しました。
風信帖は平安時代に空海から最澄にあてた書状三通の総称で、空海の最高傑作とも言われていて、
僕も大好きな古典の一つです。風信帖は第一通の冒頭が「風信雲書・・・」とあることから、三通全体をこの名で呼びますが、それぞれの冒頭から第二通を「忽披帖」、第三通を「忽恵帖」と言ったりもします。
今回臨書したのは第二通の「忽披帖」の冒頭からで、やはり文字のバランス、気脈、速度の変化などが難しいですが、とても勉強になります。
やはり書道上達の秘訣は、一にも二にも臨書に励むことしかありませんね。
頑張らないと・・・。