
8月6日~16日に六本木の国立新美術館で開催された第58回現代書作家協会展で
す。






今回も臨書、創作、現代書部門の数多くの作品が来場者を楽しませてくれました。
授賞式、懇親会と参加し、色々な方との交流もできて良かったです。

臨書部門では今回も社中から多くの方が入賞することができました。
特に中学生部門の最優秀賞である日本書写技能検定協会理事長賞は2年連続で同じ方が、社中としては3年連続での授賞となりました。
小中学生の方に臨書指導するときは、まず一人一人、どの古典が合っているかを見極めます。
例えば、横画を長く引っ張る癖がある場合は、むしろその癖を生かせる隷書を指導したり、右払いを止めてしまう癖がある場合は、鄭羲下碑を学ばせると、めきめき上達していくのが感じ取れました。
小中学生だからといって、無理やり九成宮から練習させるのではなく、一人一人の「クセ」が「個性」になるように導くのが、指導者の役目だと思っています。
皆さん、日曜日の早朝から稽古に励んでいた結果が出たと思います。
本当におめでとうございました。

今回は顔真卿の「建中告身帖」を臨書しました。
顔真卿晩年の作で、蚕頭燕尾などの顔法が際立っていて、躍動感があります。
肉厚な顔真卿の楷書は、王様のような風格があり、紫紺紙に金泥が良く映えます。
若い時はこの「建中吿身帖」はあまり好みではなかったんですが、様々な臨書を重ねて、色々な創作をしていくうちに、どんどん好きになりました。
また来年に向けて、皆さん、頑張りましょう。

