危うく腱鞘炎に・・・

助監督との打ち合わせの時に、映画のあらすじを説明していただきました。
口頭で説明を聞いただけでは、いまいちピンと来ない部分もあったんですが・・。
結局、僕自身の撮影が終わるまで、僕は映画の台本は頂いてないし、
台本の中身を見る機会も一切ありませんでした。
でも、ノートを書いていくうちに、「ああ、なるほど」と、映画の内容について、わかっていきましたよ。
ノートは撮影日に合わせて別々に使用するので、最初にノート5冊頂き、
それぞれ、いつまでに何ページまで書く、という指定があったので、結構大変でした。
あと、撮影のNG用に同じページを何枚も書いておかなければなりませんでした。
僕は書くのは大好きなので、ハードでありながらも楽しんで書いてましたが、
書くのが嫌いな方には絶対に無理な仕事でしょうね。
夢中になって書きすぎた日は、書いてる途中で手がぶるぶる震えてきて、
「あ、これは腱鞘炎!」と思い、即座に手を休めましたよ。

「鍵泥棒のメソッド」ついに本日公開!

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「鍵泥棒のメソッド」が本日公開されたので、新宿で見てきました。
僕は今年の3月に、スタッフ関係者のみの試写会で既に見たので、今回が2回目でした。
やはり、自分が書いた字がスクリーンに映るというのは恥ずかしくもありましたが、
これから一生の思い出になるでしょう。
パンフレッドも今日ゲットしましたが、これを見てると、撮影の時や、
自分が懸命にノートに書いてた時を思い出しましたよ。

ノートの原稿も手書き

スタッフの方と打ち合わせした後日、助監督がノートと原稿を、僕の家の近くまでわざわざ持って来てくださいました。
原稿はパソコンで打ったものではなく、完全な手書きで、何人かのスタッフの方が手分けして書いたそうです。
それを見て、僕が一人で書き写していくのですが、予めノート一冊を書き上げるのではなく、
撮影のスケジュールに合わせて書いていかなければなりませんでした。

シャーペンの芯の濃さと下敷き

打ち合わせの時に、シャーペンの芯の濃さをどうするか、という話しになりました。
既に色々な濃さの芯が用意されていましたが、とりあえずHB、B、2Bと、順番に入れ替えて実際に書き比べました。
その結果、HBはやや薄すぎ、2Bはやや濃いということで、最終的に芯の濃さは「B」に決まりました。
それから、僕が普通ノートに書き込む時は、必ず下敷きを使っていたので、監督にも、
「下敷きは使った方がよろしいんでしょうか?」と尋ねました。
下敷きを使わない場合、書き進めていくうちに、書いた字の跡が筆圧で裏に写りますが、
それがかえって味がある、ということになって、「下敷きは使わないで書く」ということになりました。

東宝スタジオでの打ち合わせ

スタッフの方達と、最初に打ち合わせしたのは成城学園にある東宝スタジオ内でした。
内田けんじ監督をはじめ、スタッフの方達に挨拶をした時は、やはり緊張しましたね。
それから早速、助監督からノートとシャーペンを手渡されて、原稿の冒頭の部分を見ながら、ノートに書き写してくれと言われたので、スタッフの皆さんが見ている中、書き始めました。
半ページほど書いて、「字のぴんぴん尖った感じをなくしてほしい。」と言われたので、気をつけてもう一度書き直したところ、監督が文句なしとおっしゃったので、内心ほっとしました。
ちなみに内田監督は、韓国料理のような辛い食べ物が大好きだそうですよ。

泥棒のメソッド(仮)

代筆役を正式依頼されて、電話でスタッフと初めての打ち合わせの日時を決めている時に、
助監督に「あ、洪さん、何キロですか?」と聞かれました。
「175センチ、70キロの普通の体格ですよ。」と答えたら、助監督は安心されたようでした。
やはり、書くシーンで手が映るので、お相撲さんのような体格だとダメなんでしょうね。
それから、ファックスで映画の企画書を頂いてましたが、
その時のタイトルは、泥棒のメソッド(仮)で、「鍵」はまだついてませんでしたよ。

代筆役をすることになった経緯

去年の9月の終わり頃に、僕が所属している日本書道学会に、香川照之さんの代筆役を探しているという連絡が来ました。
条件は、30~50代の男性で、撮影スケジュールに合わせられる方、ということでした。
それで、条件に合う方がいれば、内田けんじ監督が書きっぷりを見たいので、紙にシャーペンで何か一筆書いて、ファックスで送ってくれとのこと。
これはオーディションみたいなものなのでしょうね。
僕はすぐに一筆書いて、ファックスで送ったところ、その日の夜に助監督から、是非代筆役をお願いしたいとの電話が来ました。
後で、助監督にお話を聞いたところ、かなりの数の書道教室に問い合わせて、ファックスを送ってもらっても、皆、字のクセが強過ぎてダメだったということでした。
香川さんが演じる役のコンドウは几帳面な性格なので、それが表れているような字を探していたそうですが、僕の送ったファックスを見て、スタッフ一同「これだ!」と思ったそうです。
僕の字もクセがありますが、正式な代筆依頼の連絡を頂いたということは、監督が僕の字を気に入ってくださったということなので、とても光栄に思いました。

映画「鍵泥棒のメソッド」

来週末9月15日から公開される映画「鍵泥棒のメソッド」に、僕が香川照之さんの代筆役で出演してます。出演といっても、書くシーンの吹き替えと、ノートの代筆ですので、顔は映ってませんが…。
今までは公開前だったので、ブログに映画のことを書き込むのは自粛していました。
しかし、映画の公開も間近に迫り、色々な方からご質問も受けるので、そのご質問に答える意味も含めて、ブログに映画のことについて書き込みしますので、よろしければ覧ください。
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書道 パンダのうちわ

パンダのうちわ
書道の練習の後で、墨が少し余ったので、うちわにパンダのイラストを描いてみました。
パンダは白黒だけなので、描きやすいですね。
可愛らしく描いたつもりです。
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