手軽な裏打ちの方法(1)

裏打ちとは拓本や書画などの作品の裏面に和紙を貼って、作品を補強する作業で作品を掛け軸や額として仕上げる一つの工程です。
裏打ちすることによって作品のしわが 伸び、墨跡が鮮やかに表現されますが、自分で行うのはなかなか難しいものです。
ここでは書道用品店などで売っている簡易裏打紙を使った方法を紹介します。
1.作品を完全に乾燥させます。この状態だとまだ作品はしわしわのままです。
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2.新聞紙を2枚程度重ね、その上に作品を裏返しに置き、ムラがないように全体的に霧吹きをします。
霧吹き後、水が紙になじんで、しわなどが出てこない程度まで5~10分くらい乾燥させます。
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韓国の水墨画

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韓国料理店の入り口の横に飾ってあった韓国の水墨画です。
水墨画は韓国語では文人画(문인화)と呼ばれていて、風景や人物、動物などを描いたものが多いです。
やはり風情があって、趣を感じますね。

篆刻~印を彫る

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新しい印が欲しくなって、雅号「石峰」の「石」一文字を、朱文で彫りました。
朱文とは、文字の周りを彫って、文字が浮かび上がるように彫ることで、シンプルでかわいい印ができました。
ぱっと見ただけならハングルのようにも見えますね。

墨汁屋さんのねりけし

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愛用している墨汁屋さんのねりけしです。
いわゆる墨汁の香りがする消しゴムで、実用性も高く、よく消えますよ。
墨の香りが好きな方にはたまらないでしょうね。

トレース台をゲット!

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以前からずっとほしかったトレース台をようやく手に入れることができました。
トレース台は別名ライトテーブル、書写台ともいい、本来は絵などを複写するために使う道具で、トレース台の上に
下書きをのせ、その上に紙をのせてライトをつけると、下書きが透けて見えて複写が容易になります。
書道でも賞状書きなど、細かい文字を真っ直ぐ書くためにはレイアウトが必要ですが、紙が分厚かったり、色つきだったりすると、レイアウトを下に敷いてもなかなか透けて見えず、非常に書きにくかったです。
今回、トレース台のライトをつけて、この前の現代臨書展のレイアウトと作品をのせたところ、くっきりと見えて、非常に見やすくなりました。
高価なものでしたが、壊れない限りは一生使えますし、ライトもLEDなので、目も疲れません。
これでもっと良い作品が書けそうですよ。

基礎書芸教本

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今年からハングル書芸教室で副教材として使用しようと思っている基礎書芸教本です。
ここには楷書体の宮体は勿論、行書のフリム体や版本体の書き方、ハングル古典の臨書なども記載されています。
教室では主に版本体とハングル古典の臨書をこの教材で勉強していきたいと思っています。

書聖 王羲之特別展

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上野の国立博物館で王羲之の特別展に行って来ました。
平日なのですが、結構混雑していましたが、作品は素晴らしいの一言に尽きました。
展示の入れ替えが多少あるので、今度は2週間後に、ハングル書芸の生徒さん達と一緒に見に行く予定です。

鍵泥棒のメソッド DVD&ブルーレイ 5月10日発売!

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映画「鍵泥棒のメソッド」のDVD&ブルーレイが5月10日に発売されることになりました。
初回特典もついてますので、映画を見逃した方は勿論、繰り返しご覧になりたい方も、
是非ご自宅でじっくりとご鑑賞ください!

中国古典碑帖復元精選

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古本屋で見つけて購入した中国古典碑帖復元精選の全12巻が、今朝宅急便で届きました。
これは風化などで、碑の見にくくなっている部分が復元されていて、非常に便利です。
これで6000円は安いと思ったので、古本屋で見つけた時は即決大人買いしましたよ。
来年の現代臨書展には、この中から選んで書こうと思っています。

書き初めの代わりに篆刻を・・・。

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新年会など、何だかんだ忙しくて、今年の書き初めが出来てませんでした。
その代わりにといっては何ですが、篆刻で新しい落款印を彫りました。
篆刻とは、簡単に言うと書道の作品に押すハンコを彫り上げることです。
初心者の方はすごく難しいように思われるかもしれませんが、実際彫ると、とても楽しくて、つい夢中になりますよ。
石に彫らなくても、消しゴムや発泡スチロールなどでも、手軽に作ることが出来ますから、是非お試しください。