臨書 ~ 顔真卿 自書告身帖(何以審諭光・・・)

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半紙に顔真卿の自書告身帖を節臨しました。
自書告身帖は建中元年(780)に顔真卿が自書した告身(辞令書)で、
顔真卿に皇太子の養育にあたる太子少師の官を授ける辞令です。

年号から「建中告帖」または「建中帖」とも呼ばれます。
この帖の墨跡本は現在、東京都台東区にある書道博物館に
収蔵されています。

この自書告身帖は、起筆を蚕の頭のように丸く、
右払いが燕の尾のように二つ割れになる「蚕頭燕尾」、
字形がふっくらとした丸みを帯びた「向勢」が特徴的です。

これが顔真卿の書法上の特徴、いわゆる「顔法」が顕著に表れていて、
文字に躍動感を与えています。

僕は顔真卿の人間臭さを前面に出した書が大好きで、
よく臨書しています。
特に線質を鍛えるのに最適な古典だと思いますよ。


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