臨書 ~ 王羲之 蘭亭叙(固知一死生…)

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日本書道学会10月号半切臨書課題の蘭亭叙です。

蘭亭叙は中国・東晋時代に王羲之によって書かれた詩集の序文の
草稿とされています。
巻子帖に1行12文字程度で、23行書かれ、
全文324文字になっています。
王羲之の真筆は残ってませんが、後世多くの人により臨模され、
その中でも八柱第三本が字画などがはっきり見えるので、
初心者にはおすすめです。

蘭亭叙には「之」の字は20回出てきますが、
一つとして同じように書かれていないのはよく言われることです。

臨書する際の注意すべき点は、学校で習った習字のように一画一画を
引き写すように書かないことです。
あまり形にこだわりすぎると、線の強さや勢いのない臨書になって
しまいますから、 臨書して出来た形にとらわるよりも、
気脈の通じた自分の線を書くことが大切です。

だからといって、手本をいい加減に見てはいけません。
注意深く手本を見て書き込み、手が筆法を覚えたら、
字形の似る似ないにかかわらず、 メリハリのある強い線が
出せるようになるまで、更に書き込むしか方法はないでしょう。


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