臨書 ~ 王羲之 十七帖(今往絲布単・・・)

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王羲之の十七帖「糸布衣帖」の冒頭の一節です。
十七帖の由来は、唐時代の太宗が王羲之の書跡の草書三千紙余りを
集めて分類し、その巻物の最初に「十七日…」とあるところから
命名されました。

この十七帖は字形が分別明瞭で、非常にはっきりと草書の点画が
見えるので、草書の入門書としては最適です。

普通は切り離さない一字内の点画を、十七帖の場合は一段下げて
次の画へ移って二筆にする「断筆」が特徴的です。

臨書する際は、形だけを真似しようとして墨を塗り込めた塗り字に
ならないよう、なぜこのように書くのかと、常に自分自身に
問いかけながら、情感を線に込めて書くことを心がけていますが…、
難しいの一言に尽きます…。

それでも古典を追究しながら臨書する時間が一番楽しいですよ。


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