第20回 東華書院展 鑑賞


5月2日~6日まで千葉県立美術館で開催された
東華書院展を鑑賞してきました。


やはり開放感のある会場は、清々しい気持ちにさせてくれます。
大人から子供まで、力作がずらりと並び、見応えがありました。


特に目を引き付けたのが、鄭道昭の鄭羲下碑の合作臨書作品です。
合作は色々な方のエネルギーがこもっているので、
見る人に力を与えてくれる感じがしました。


フランスの方々の漢字、かな作品も展示されていました。
次回は是非、フランス語での書作品が見たいものです。


小中学生の作品も力強い線質で、将来が楽しみです。
「恐怖」「餃子」などの語彙は、大人の書作品では
まず選びませんから、子供ならではの微笑ましい感性に
拍手を送りたいです。
書きたい言葉を書く、というのは簡単そうで、なかなか
難しいですからね。

他の書展で、小学校に入る前の幼稚園生くらいのお子さんが、
「ママ、これが良い!」といって、お母さんのスマホで
作品の写真を撮っていたのが印象的でした。

漢字や変体仮名は読めないでしょうから、見た瞬間に自分の
感性で作品の良し悪しを判断して、写真を撮っていたのでしょう。
これは物凄く大切なことだと思います。

それが大人になるにつれて、作品よりもまず、釈文を見るように
なり、どういう意味か、何て書いてあるのかに執拗に拘るように
なってしまいがちです。
子供の素直な感性をいつまでも持ち続けたいものですね。


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