扁額作品 ~ 清風満堂 

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日本書道学会の全国書道展も無事に終了し、
久しぶりに扁額作品を書きました。

扁額を書く場合は昔からの習わしで、右から左に書きます。
一字一字は左から右に筆を運ぶので、文字の間隔、行の空き具合、
天地左右の余白、落款の位置をバランスよく保つのは
何回書いても難しいですね。

すっかり秋になったので、今回は「清風満堂」を
古隷の雰囲気で書きました。
古隷は篆書と隷書の中間的な書体で、一見幼稚でつたないですが、
素朴さや純粋さが感じられる「稚拙美」に満ち溢れています。

九成宮醴泉銘などのきちんと整った「整然美」も勿論魅力的ですが、
ハングルの版本体などにも当てはまる「稚拙美」も
何とも言えない味わいがありますよ。


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