かな条幅 ~ 藤原定頼(朝ぼらけ…)


日本書道学会2月号のかな条幅の課題です。

朝ぼ(本)らけ(介) 宇治の川霧 たえだえに(二)
あらは(八)れわ(王)た(多)る(流) せぜのあじろ木

これまでのかな研修会で、指摘を受けたことをまとめました。

◎一つの字の中に疎密、抑揚を大胆につけ、丁寧に書き過ぎず、
 行との兼ね合い、太細、アンバランスを意識して書く。
 一字より、二字三字のまとまりの流れを見ること。

◎一行目の下に行くほど字間は詰め気味に。
 上半分と下半分の余白の具合をよく見ること。
 字間の広く取る箇所と狭める箇所の差をつける。

◎一字一字が楷書的で落ち着くと流れは出ない。
 字形が安定すればするほど動きがなくなる。

◎細い線は筆に加える力を弱めなければならないので、
 太い線に比べて難しい。

◎起筆は一旦筆を置いて、穂先が線の中心を通るように、
 急がずに筆がついてくるのを待ってから運筆すること。
 特に「の」などの回る部分は急がないこと。
 滑らか過ぎないように。

◎筆に「抵抗」が感じられるように、押し出すように運筆すること。

◎筆が紙面に当たった後の穂先の向きに注意。
 当たった後、一呼吸置く。急ぎ過ぎないこと。
 当たることで穂先の向きが変わり、よりメリハリがつく。

◎筆を開いた後の閉じ方を意識し、一本調子ではなく、
 速度の緩急をつけて、太い部分と細い部分のメリハリを。

◎収筆が次の画を書く準備ができているように、
 常に穂先を整えながら運筆すること。

◎作品の大小にかかわらず、少し離して見比べること。

…ほんの一部ですが、これからも気をつけて頑張ります。

 


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