かな条幅 ~ 菅原道真(筆の持ち方)

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すっかり秋も深まってきて、肌寒いくらいですね。
この季節に合う一句をかな条幅で・・・。

このたびは 幣(ぬさ)もとりあへず 手向山(たむけやま)
紅葉(もみじ)のにしき 神のまにヽヽ(菅原道真)

かな条幅、特に短歌を半切以上にまとめる場合は、どうしても二行以上になるため、
左右の行ごとに変化をつけること、一字一字ではなく、行ごと、ブロックごとにまとまりとして意識することが大切ですが、
かなり難しいですね。

単調にならず、かつ、潤滑を生かして作品にメリハリをつけて完成させることは至難の業ですが、
やはり古典を基礎にして創作をしていく他はありませんね。

ところで、筆の持ち方ですが、人差し指一本かける単鉤法、人差し指と中指の二本をかけるのを双鉤法といいますが、
どちらがいいというのではなく、自分自身が持ちやすく、書きやすい方を選べばいいと思います。

ちなみに僕は漢字もかなもハングル書芸でも、このような持ち方です。
線質などを追及していくうちに、持つ位置もどんどん上に上がってしまいました。
勿論、多字作品の場合など、ケースによって多少違いますが、だいたいこの位置です。

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